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身体の変化と過去の記憶 【タンクは全身VR体験です】

Past memory VR experience

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セルフロッテでは感染リスクの高まる「三密」環境は全てクリアしており、パンデミック以前からサロンの入室はお客様1名づづ入れ替え制です。どうぞご安心下さい。

 

こんにちは、霧城です。

 

一般的にアイソレーション(フローティング)タンクは以下の理由で利用します。

 

1.精神的・肉体的な疲労回復
2.瞑想・自己探求
3.思考の断捨離・マインドコントロール

 

フローティングする人の目的は必ずしも1~3に当てはまる訳ではないのですが、どんな人も1回目のフローティングは必ず1の「精神的・肉体的な疲労回復」からスタートします。

 

私たちの身体は生きるために24時間~細胞の増殖・修復が行われていますが、タンクではその細胞修復・疲労回復が最優先に行われます。

 

では、なぜ細胞修復が最優先されるのでしょうか?

市, 惑星, 未来, 地球, 建物, 空, 世界, フォワード, 宇宙, ファンタジー, 太陽

それはタンクの感覚遮断という環境が、地球上最も細胞修復(疲労回復)にとって最高に整った環境だからです。

 

では、その特殊な環境でどう変わるのか?

 

・不必要な五感機能は停止し、そのエネルギーが修復に回される

・浮くことで脳の重力計算が不要となり、神経活動の全てが修復に向けられる

・筋肉・骨格・臓器が重力から解放されると、弛緩・矯正・循環に集中する

 

実は、私たち直立歩行をする人間にとって重力はとてつもないストレスで、体重が60キロの場合~60キロの力で、骨も筋肉も臓器も血液もすべてが地球の強力な引力で地面に吸いつけられています。

 

私たちは生まれながらに地球の引力と付き合っているので実感が湧きませんが、タンクでフローティングすると筋力が不要となるので、全身の筋肉は無条件に緩んでしまいます。

 

なのでタンクで長時間(120分以上)全身脱力してフロートした場合、抗重力筋でさえも緩むので、タンクから出るときに自身の肉体を支えられず、地球の引力と自分の肉体の重さを思い知らされます。

 

帰還したばかりの宇宙飛行士が自力で立てない、あの感覚を少し味わえます。

 

よく宇宙飛行士が地球に帰還後「人生観が変わった~」などの声を聞きますが、それは重力(地球)の意味を知ることで肉体(心・身体・魂)への理解が深まり、地球人としての自覚・生命の奇跡・生態系の素晴らしさに気づくからでしょう。

 

これはお客さまから聞いたのですが、”マドモアゼル愛” さんも視点は異なりますが、重力が心に与える影響について語っています。「人生の全ての不幸の理由は重力

 

どうですか?少しは重力に興味が出てきましたか。

 

重力の存在を改めて知り意識できると、人生は確実に変わります。

 

このようにタンクでは全ての刺激から解放されるので、心や身体は一気に自由になり、その過程で得られる変化が切っ掛けとなり、過去の情報や思わぬ記憶がよみがえる時があります。

 

と同時に、感覚遮断は深い意識の世界にも容易くアクセスしますので、体験者によっては潜在意識からの貴重な情報や記憶を持って浮上し、フローティング中やフローティング後に夢やインスピレーションという形で情報に遭遇します。

 

肉体の解放過程で得られる情報も、深い意識に到達したときの情報も、普通の環境では決して得られない、感覚遮断環境特有の質の異なる情報やエネルギーなのでとても貴重です。

 

たとえその情報が自分にとってマイナスでも、その情報には深い意味があり、自身の無意識が呼び寄せたモノなので正面から対峙することで癒しが起き、エネルギーは再構築され必ずプラスに転じます。

 

一つ体験談をお話します。

ツリー, 日没, 驚くべき, 美しい, 息をのむ, カラフルです, 夜, 孤独です, 自然, 平和, 赤

・40代女性(会社員)
・心の疲労、肉体疲労あり
・思考の整理・様々リセットしたい

 

※フローティング1回目(90分)

・浮いてすぐ首と肩の違和感があり、最後まで少し辛かった

・90分が3~4時間に感じてすごく長く感じた

・でも終了の音楽が聞こえた時、まだタンクから出たくなかった・・

 

(その後2週間ほど精神は落ち着き身体は楽だった。また浮きたい!と思った)

 

※フローティング2回目(120分)

・タンクへの恐怖心が消え、身体の違和感は半分くらい

・中盤、何かズレ上がるようなシフト感があり、より水に体が馴染んだ

・後半、全ての思考が消え意識を失うが、手足のピクつきで覚醒する

・音楽で目が覚め、脱力半端なく、身体の存在も忘れ起き方が解らなかった

・リラックスを知ることはとても大切、あらためて素晴らしいと思った

 

(二回目最高。でも数日~体のダルさ眠け出たが、その後のヌケ感がよかった)

 

※フローティング3回目(120分)

・完全にタンクに慣れ、ゾーンに入った感覚を得る

・体の内部の音が聞こえる。特に頭部から聞こえる綺麗な音が神秘的~美しい

・後半、お尻全体になぜか痛みを感じる。尾骨?のきしむ音がする

・終了の音楽で我にかえり、見えかけていた映像が消えてしまう

 

(タンク後もお尻に違和感あり、次の日は休みだったので帰宅後すぐに寝る)

 

 

セルフロッテではタンク後にフローティングで起きた変化を細かく伺い、その現象について必要に応じ解説・アドバイスをしています。

 

アドバイスの内容は主にフローティング中に起きた心と身体の変化についてですが、変容が大きい場合はその後の予想される変化も話し、過ごし方や場合によっては食事のアドバイスもしています(無料)

 

この女性に関しては3回目の変化が大変興味深く、見えかけていた映像をその夜見れるように複数アドバイスしてお帰り頂きました。

 

そして二日後、メールが届きます

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こんばんは、霧城さん。

 

先日は謎の痛みのサポート有難うございました。

 

あの後は速やかに帰宅しました。

 

3回目のタンクは全身の骨格が整ったようで、ヨガの先生に変わった!と褒められました。体温も上がったせいかしっかりと汗が出ます。瞑想の質も変わりました。味覚も変わり、化学調味料は全て捨てました。

 

さてあの日の夜ですが、指示通り過ごし環境を整え、速やかに就寝しました。

 

そして幸運なことに、タンクで途切れたあの映像の続きが夢に出てきたのです。

(アドバイスが功を奏したと思います)

 

夢の場所は小学校の教室でした・・・私は男子にちょっかいを出されイジられています。

 

休み時間が終わり、先生が教室に入ってきてみんなが慌てて席に着きます。

 

私も席に返り椅子を引き座るのですが、いたずら男子が私の椅子を後ろにこっそり引いた為に、強烈な尻もちをついてしまいました。

 

私は尻もちの痛さより転んでしまった恥ずかしさで、思わず大泣きしてしまいました。

 

その後、その男子は先生にこっぴどく叱られ、非常に雰囲気の悪い授業となってしまった所で夢は途絶えました。

 

そうです・・・

タンク3回目のあのお尻の痛みは、40年前に尻もちで痛めた尾骨(仙骨?)からのメッセージだったのです!

 

すっかり忘れていた切ない記憶。。

こんなことがあるのか・・・

 

さ・す・が・に・驚きました。。

 

過去の霧城さんのブログや、セルフロッテHPの体験談は結構衝撃で、正直言って少し半信半疑でしたが(汗)今回この私の出来事も決して負けていないと思いましたw

 

私のお尻ですが、骨は今なお完全には元に戻りきっていないと思います。

 

様子をみてまた伺います♪ 有難うございました。

 

 

リラクゼーションを超えた深い体験

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このようにアイソレーション(フローティング)タンクは、思いもよらぬ現象が起きる時があり、体験者にとても印象深いセッションになる場合があります。

 

ですが、このような ”リラクゼーションを超えた深い体験” を得るためには、いくつか抑えるべきポイントがあります。

 

・セッション前の的を得たアドバイス、Q&Aでの不安の払拭

・フロート時間と体験者の体質に合った精密な水温シュミレーション

・お客さまに一番必要と思われる変化への誘導

・体験中に脳に伝わった情報や肉体の変化に対する正確な分析

・お客さまの世界観を尊重し、タンク後に起こる対処とその他のアドバイス

 

以上です・・・

 

カンの良い方はお気づきかと思いますが、あなたの体験を左右する要因の約8割は、実は、タンクオーナーの腕にかかっているのです。

 

たとえタンク運営にマニュアルや教科書があったとしても、それに沿った運営では感動には繋がらず、お値段以上のコストパフォーマンスは、先ず出せないでしょう。

 

アイソレーション(フローティング)タンクという感覚遮断装置だけでは、リラクゼーションの域を脱すること出来ないのです。

 

タンクでは脳内GPSは機能できない( 全身VR体験)

タンクは全身VR体験のようなものですが、例えるならタンクはVRゴーグルで、そこに流れる映像をタンクオーナーがコントロールし演出するイメージです。

 

全身VR・・・少し想像は難しいでしょう。

 

タンクでは重力を含む五感からの情報が最小限に抑えられているため、脳が身体の情報を正確につかみきれず、全身の筋肉も一定の方向に逆らう力が働いていないため、上下左右の正確情報が得られません。

 

両手両足でタンクの両サイドの壁に手足をつけない限り、時間と共に仰向けに浮かんでいる感覚でさえもあやふやになってきます。

 

そのうち脳波はアルファ・シータ波に導かれ、瞑想的深いリラックスモードが脳内GPSを狂わせてしまいます。

 

すると・・・身体は一切動いていないのに左右上下に流される感覚や、仰向けに寝ているのにうつ伏せに寝ている感覚、360°回転している感覚など、全身VR感覚になります。

 

この感覚は個人差があり、その人の小脳の発達度合いや三半規管の強弱度合いで体験は変わってきますので、全身VRが楽しめる人と楽しめない人に分かれます。

 

これはテーマパークなどのVRアトラクションと感覚・体感は共通していますので、VRアトラクションが苦手な人はタンクも苦手な場合がありますので、その時は必ず私にご報告下さい。

 

対処法をアドバイスしますので、それで克服できます。

 

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